オーストラリアで知り合った妻

2014-09-19

私は妻とはワーキングホリデーの滞在先のフリーマントルの職場で出会いました。仕事は日本から鮪を捕りに来る鮪船の船員さん相手のお土産屋でした。何カ月も沖で漁をしていた船がフリーマントル港に到着すると店の車で船に行き、船員さんを乗せて店までお連れするのが僕の仕事です。オーナーが鹿児島の人なので、鹿児島からの船だと、苦労せずに店に来てくれますが、他の地域の船だとライバル会社の女性営業には敵いません。何カ月も海の上で男だけで生活しているので、可愛い女の子が一緒にお店に行きましょうと言えばついて行きたくなる気持ちは凄くわかります。僕の妻は、店番をしているので店に連れていくと、今度は船員さん達にお土産を買って貰うようにするのが彼女の役割でした。「久美ちゃん、久美ちゃん」と船員さんたちからの評判は悪くなかったです!

僕たちは、お互いに若く、そして海外ということもあり、一緒に車でオーストラリアを旅することになりました。1000ドルで買ったミニクーパーのバンに乗り、ナラボー砂漠をひたすら走り、アデレードまでのロングドライブです。途中、雨の降った後の道にカンガルーが水を飲みに来ていたり、故障したオンボロ車に大勢のアボリジニが乗っていて、ヒッチハイクで僕たちの車を止めようとしていたり、色々な事を体験しました。夜はカンガルーが車にぶつかって来るから走らない方がいいと聞いていたので、夕方前にはキャラバンパークに入るようにしました。時々は、ガソリンスタンド脇に車を停めて、車の中で夜を明かしたことも何度もありました。キャラバンパークでの食事は、もっぱらキュウカンバ・サンドウイッチです。食パンにバターを塗り、それに巨大なキュウリのキューカンバをスライスして載せて出来上がり。たまの贅沢はチャイニーズレストランでのチャーハン、焼きそばでした。

アデレード到着後、卒業旅行で日本から来た親友と合流。彼女とはアデレードでの再会を約束して、親友と旅することになりました。それから、僕たちはシドニー、ブリスベン、ゴールドコーストと旅をして、それから僕は一人でケアンズ、エアーズロックと旅をして、アデレードに戻ってきたのが、彼女との約束の日からかなり遅れた後でした。