オーストラリアスポーツイベントのボランティアに参加して

2016-07-26

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今回私が参加させていただいたのはオーストラリアのケアンズからカルンバまで自転車で7日間で横断するという内容のイベントでした。イベントの目的はクイーンズランド州の教育を満足に受け入れられない子供たちのためにチャリティー活動を行うというものでした。私は自転車で移動するライダー参加者の方々の食事のお世話係のボランティアでこのイベントに参加してきました。行く先々のキャンプ地でライダー達に食事を作り、配膳もします。
イベント中は2食、朝晩の食事を用意します。ライダー達のスタートは朝の6時半などかなり早い時間からなので食事の準備もそれよりさらに早い時間になります。まだ真っ暗なうちからキャンプ場のキッチンへ行き、参加者300人分のパンを焼いたり、卵を焼いたりと朝から大忙しでした。お昼ご飯は高速道路の休憩所でサンドイッチを作ったり、行く先々の現地の方が軽食を用意してくれているパターンもありました。
私たちボランティアチームはキャンプ場からキャンプ場まで車で移動します。キャンプ場に着いたらテントを建て、少し休憩した後に夕食の準備をします。ここではフルーツを切ったり、野菜を千切ったり、肉をひたすら焼くなどここでも大忙しの時間となりました。その後には参加者全員へ夕食の配膳もします。自分の食事や全ての仕事が終わる頃にはくたくたになり、私は早々に明日に備えて寝る…という生活をしていました。
私は英語が得意な方ではなく、さらに初めての海外だったのでコミュニケーションが上手く取れるか少し心配でした。ですが参加者の方々は優しく話しかけてくれました。キッチンの手伝いをしている時も英語を喋りながら身振り手振りで指示をくれたりと始まってみればあまり気にはなりませんでした。私自身も英語がわからないなりにオープンに話していました。ですが英語にも慣れ余裕が出来てきたからこそ、コミュニケーションが難しくなってきた面もありました。相手が言ってることはわかるけれど、それにどう答えていいのかわからない自分にイライラしましたしモヤモヤした感情が残りました。そういったストレスも自分自身に取ってはいい経験になりました。
全ては伝わらなくても積極的に話をしたら相手は「何かを伝えたいんだろうな」と汲み取ってくれます。私自身「喋れないからいいや」と少し投げやりに思うこともありましたが、何でもいいから話そうと心掛けました。参加者の方々はそんな自分の姿を見て歩み寄ってきてくれ、楽しい時間を過ごせました。伝える意志さえあれば例え英語がわからなくても何とかなるものだと感じました。
6日目の夜にはライダーの方々が、私たちボランティアチームに感謝の意を込めて、花道を作ってくれました。大勢の人が私の名前を読んで「ありがとう」と言ってくれました。また他のボランティアの方々も私に感謝を伝えてくれ、まるで家族のように扱ってくれました。是非オーストラリアにいる家族にまたいつか会いに行きたいと思います。
カルンバからケアンズに帰ってきてからは2日間自由行動でした。街を散策したり、スカイダイビングを体験しました。ホテルに食事が付いていないので自分でスーパーに行き材料を買って料理するのも初めての体験だったので楽しかったです。ケアンズは無料のプールやビーチバレー場など、リゾート地ならではの場所が多くありました。海沿いの街なので夕日が美しく、景色も楽しむことができました。
初めての海外でわからないことが多く、不安もありましたが周りの人たちに助けられ、最高の旅になりました。オーストラリアの大自然と現地の人々の優しさに触れることができて本当に良かったと思います。

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